観葉植物の冬場の管理、育て方について
2008年12月22日 21:00 | BIGUP | 個別ページ
以下、冬季の観葉植物の管理、育て方について特に気をつけていただきたい2点について書きました。
置き場所
できるだけ暖かく、明るい場所に置きましょう。各植物の越冬温度に合わせてそれを保てる温度の部屋に置くようにしましょう。夜間の窓際は冷えることが多いので、窓から離して置く等するといいと思います。
暖房で空気が乾燥することが多いので、時々霧吹き等してあげるとベストです。できるだけエアコンの風が直接当たらない場所に置いてください。葉を急激に乾燥させ、痛めてしまう場合があります。
水やり等
通年、「土の表面が乾いたらたっぷりと」が基本です。冬場はあまり水を吸いあげないので、暖かい時期と比べて水やりの間隔は長くなります。また、あまり水を吸わない冬場は土の表面が乾いてもある程度放っておくぐらいのイメージで大丈夫です。できるだけ水をやらないで育てるイメージで管理してください。また、水をあげるときは、これから暖かくなる朝等にあげていただければベストと思います。
あまり成長しない冬場は栄養分もそれほど必要ないので、基本的には肥料もあげないようにしてください。
他にもご不安な点や、ご質問等がある場合はメールにてお問い合わせください。
人気商品(2008年12月4日)
2008年12月4日 00:00 | BIGUP | 個別ページ
師走に入り、産地指宿もとても寒くなってきました。通常ほとんどの観葉植物は通年出荷可能なように栽培され、産地ではいい状態の観葉植物がたくさんあります。流通量としては、消費が多くなる春頃が一番多いですが、逆に今の時期が品質が高い商品がたくさんあり、お薦めです。以下、現在、特に出荷の数が多い、商品をピックアップしてご紹介します。
年間を通して人気の商品です。スタイリッシュな雰囲気、トロピカルな雰囲気もあります。どんなスタイルにも合わせやすいのも人気の理由と思います。大きく艶のある葉を力いっぱい広げる様は存在感たっぷりで見とれてしまいます。
BIGUPでは、産地にて厳選して、バランスよく、基本的に破れ等もない綺麗なオーガスタを産地直送でお届けしていますので、皆様から好評いただいています。
左の画像は背丈約160cmの大きいサイズですが、約130cmのスクエア陶器鉢植えの商品や、プラスチック鉢の各種サイズを幅広く取り揃えています。
観葉植物のシンボルともいえる葉の形。ラテン語でモンスター→モンステラのようです。画像の商品は、背丈約70cmのひざ上から股下ぐらいの程よいサイズのスクエア陶器鉢植えモンステラ。まだそれほど大きくないですが、もう少し成長すれば葉の中央の葉脈周辺にも穴が開いた形となります。この商品は残りわずかですのでご希望の方はお早めにお買い求めください。オーガスタもそうですが、こちらも同様に育てやすい観葉植物です。
11月から販売再開した人気の商品。ドラセナ・サンセットを含めてドラセナ系の商品は、秋~冬に一番多く生産され、出荷されます。他のドラセナ系の観葉植物も、寒さや、暗がりにも強いことからもオフィス等でも多く利用される人気の商品です。
ハワイでは幸せを呼ぶ木とされ、庭等にも多く植えられています。葉を編む等してレイや、フラスカートをつくります。
シャープで濃いグリーンの葉はシックにキマります。
通年人気の定番の観葉植物です。このボリュームですが、お求め安く販売しています。そのわりに、ゴージャスでトロピカル感を出せる、お手頃な商品です。
お店の良さはアレカヤシを見ていただけば一番わかると思います。
ボリュームだけではありません。節間が詰まっていて、がっちりとしたアレカヤシを発送しています。アレカヤシだけでなく全ての商品は厳選の上、産地直送しています。
こちらの記事も参照してください。
鉢カバーのススメ
2008年3月12日 21:00 | BIGUP | 個別ページ
古くから世界中で愛される、サイトーウッド(SAITO WOOD)のダストボックスを鉢カバーとして使用してみました。
下の写真は、サイトーウッドのダストボックス(サイズ:中)に7号サイズのアレカヤシを入れた写真です。
木目が観葉植物のグリーンとも相性バッチリです!
7号サイズまで入ります。また、鉢カバーの中には受け皿を入れますが、7号サイズ用の受け皿は入らないので、底には工夫(6号サイズの受け皿を入れる等。)が必要です。※このダストボックスの販売は行っておりません。
なかなかお気に入りの鉢カバーに出会うのは難しい場合もあると思いますが、工夫一つで色々なものを鉢カバーとして利用できます。
鉢カバーをご利用の場合は、基本、受け皿を入れてプラスチックの鉢植えの観葉植物をそこへそのまま入れていただく形になります。陶器鉢植えの観葉植物も人気ですが、植物の生育上、プラスチック鉢の方がお薦めです。
できるだけ水はけよく管理したい観葉植物にとって、陶器鉢植えの観葉植物は植物に対して、どちらかというと土の分量が多い場合が多く、鉢内に水分が滞ってしまう場合が多いと思います。プラスチック鉢の場合、植物と土のバランスがとてもいい状態で植えられています。また、植え替え等をする場合にも、土がついたまますっぽり抜けるプラスッチクの鉢の方が植え替えしやすいです。観葉植物だけ取替え、また鉢カバーをご利用いただくこともできます。
BIGUPでは、木目調が美しい、お薦めの鉢カバーも販売しています。BIGUPのみの特注のデザインでお薦めです。下の画像は、モンステラヘゴ仕立て100cm(鉢サイズ:8号)をMACCHIART WALNUT8(8号サイズ用の鉢カバー)に入れたものです。
世界一
2008年2月11日 00:00 | BIGUP | 個別ページ
観葉植物をお届けする際に、上のような絵の袋で観葉植物を束ねて発送します(他の袋になる場合もあります。)。上の袋の絵はイッシー君というキャラクター。観葉植物の日本最大の生産地、指宿(いぶすき)には、池田湖という湖(九州最大のカルデラ湖)があって、そこにいるかも知れない…といわれています。
池田湖は指宿の観光スポットの一つで、特に土曜、日曜は多くの観光客でにぎわっています。おみやげ物屋さんも多く立ち並びます。
お薦めは世界一おいしい安納芋。焼くと中はオレンジ色で、ねっとりとした食感。とても甘く、フルーティな味わいです。種子島で多く生産されます。
他、世界一大きい柑橘類、晩白柚(ばんぺいゆ)等も販売されています。バレーボールぐらいの大きさ。グレープフルーツのような味ですが、苦味はなく、こちらもとても美味しいです。
指宿はさまざまな世界一が楽しめるまちです。
観葉植物の成長と手入れ
2008年1月10日 00:00 | BIGUP | 個別ページ
本日フィカス・ウンベラータとフィカス・アルテシーマの新しい1点モノの商品を掲載いたしました。
観葉植物の成長の仕方について、大まかに解説したいと思います。
植物は下のように成長していきます。↓
成長とともに新しく芽が出てきます。↓
葉が開きます。↓
同様に繰り返して成長していきます。↓
上の2番は、下のような画像の状態です。ポット入りのオーガスタの苗で説明すると、頂上部(一番新しい葉の付け根の部分)から新しい芽が出てきます。↓
↓だんだん葉が開いてきます。
↓葉が完全に開きます。新しい葉はまだ緑が薄いですが、この後、だんだん色がのってきます。
成長とともに下の図のように一番古い葉から、黄色く変色したり等して、枯れていきます。↓
この場合は、その葉を付け根からハサミ等で切ってください。引っ張って抜き取ることもできます。ほうっておいても問題はありません。
このような葉の展開を繰り返して植物は成長していきます。そして、先の画像のオーガスタの苗の一番新しい葉は、製品において一番古い下葉ぐらいの位置になっているのではないかと思います。
観葉植物の越冬温度
2007年12月17日 00:00 | BIGUP | 個別ページ
観葉植物の耐寒性をはかる指標として、よく越冬温度が表記されます。
例えば、シュロチクは越冬温度は0℃といわれる場合が多いと思います。越冬温度とは、植物にとても悪い影響を与える可能性がない最低の温度ですので、このような場合、基本、冬場は0℃をきらないように管理してください。多くの場合、屋外でも大丈夫であることと、寒冷地でなければ屋内なら必ず大丈夫です。
この温度を下回ると必ず痛んだり、枯れたりするわけではありません。ここ鹿児島県指宿市でも、冬場氷点下まで温度が低下し、雪が降ったり、霜が降りたりする場合があるにも関わらず、路地植えされたシュロチクが健康に育っている場合もあります。また、下回らなくても痛んでしまったり、枯れてしまったりする場合もあります。
越冬温度0℃とは、普通に理解するなら、枯れてしまわないための最低温度です。といってもあくまでも簡単に書き表したものであり、ある程度アバウトであることはご理解ください(正確にわかりませんが、学術的に定義され、正確に実験されて得た温度ではないと思います。厳密に気にされる方はそれほどいらっしゃらないと思いますが、念のため…。)。例えば、同じ越冬温度でも、こちらは枯れてしまうが、こちらは葉色が少し悪くなるぐらい等あります。また、「夜間0℃以下等になっても、昼間は20℃まで温度が上昇する」のと、「1日中ずっと1℃」というのは環境として異なり、越冬温度0℃の植物でも後者では枯れてしまう場合もあるかもしれません。
長々と難しく思わせてしまうことを書いてしまいましたが、多くの場合、越冬温度10℃ぐらいなら、通常の室内で管理していただければ大丈夫なイメージです。はじめて観葉植物を部屋に置くという方も多くいらっしゃると思いますが、より気楽に考えていただければと思います。
観葉植物全般、特に冬場は水は頻繁に与えすぎずある程度土が乾いても少しほったらかす気持ちで、土は乾燥気味に育てていただければベストかと思います。これによって低温による影響を小さくできます。また、光量や温度が低下する冬場はそれほど水を吸いませんので、水をあげすぎると土の中で水が滞ることが多くなって、それによってクオリティの低下等を招く場合があります。水をそれほど吸わないということは、暖かい時期と比べて、土の乾燥もよりほったらかせます。このようなイメージを持っていただければと思います。水をあげる場合も、これから温度が上昇していく朝にあげていただければベストと思います。(観葉植物の水やりもご参照ください。)
ウンベラータをUPしました。
2007年12月12日 21:00 | BIGUP | 個別ページ
フィカス・ウンベラータをUPしました。ロングライフに落ち着いた雰囲気にデザインされたお薦めの樹形ばかりです。現在、カットをしたり等でご提供可能な商品が少ない状況ですので、申し訳ございませんが、少しずつの掲載となります…。あまり知られていませんが、ウンベラータには多少の品種の差異があります。中でも現在販売するウンベラータは耐陰性、耐寒性等、最も高いと思います。
なるべく明るく暖かい場所で育ててください。水やりは土の表面が乾いて、もう少しだけそのままにするようなイメージで、あげるときはたっぷりとあげるようにしていただければと思います。
観葉植物の水やり
2007年11月30日 00:00 | BIGUP | 個別ページ
観葉植物の水やりの仕方について・・・「土の表面が乾いたらたっぷりと」とよくいわれています。
植物によって水を吸い上げる量(土が乾く速度)は異なり、また、それに加えて置き場所や季節によっても異なります。例えば、窓際で管理した場合、3日で土が乾くけど、窓際から遠いところで管理した場合、土が乾くまで1週間かかる、また、夏場は3日で乾くけど、冬場は乾くまで1週間かかる等の違いがでてきます。
観葉植物にとって、土が乾いていないのに水やりを繰り返すのは、根腐れ等の病気やその他のクオリティの低下を招く原因になる場合があります。水切れも、それによって枯れてしまったり、同様にクオリティの低下を招く場合があります。ですので、一概に、この植物の水やりは1週間に1度、3日に1度等、設定することはできません。
なので、「土の表面が乾いたらたっぷりと」は、一番植物にとって優しい育て方になり、水のやり方においてベストな表現だと思います。
「土の表面が乾いている」という範囲はそれほど気にする必要はありませんが、多くの方が考えているよりもある程度水をやらずにそのままにしてもいいイメージかと思います。冬場は特に土の表面が乾いてからもある程度放っておくイメージで管理していただければベストかと思います。また、「水をたっぷり」というのは、鉢底から水が流れ出るぐらい(鉢の中全体に水がいきわたるぐらい。)の量です。受け皿にたまった水は捨ててください。それから、毎日コップ1杯等の水のやり方は控えていただければと思います。
他、リュウゼツラン科、リュウケツジュ科等の観葉植物は、より土を乾燥させてもいいイメージです。その他、水やりについて、特記しておきたいものについては以下があげられます。(他にも記せばお役に立つものもあるかもしれませんが、今思いついたものにて失礼いたします。)
・サンスベリア・・・冬場は1回も水をやらなくても大丈夫です。また室内の温度が冬場でもある程度暖かいような場所以外はその方が無難かもしれません。
・フェニックス・ロベリニー等の耐寒性のあるヤシ類・・・水をよく吸う場合が多く、特に夏場は受け皿に水を溜めておいてもいいです。
観葉植物の水やりについて、ご説明がとても長くなってしまいましたが、それほど難しいものではありません。考えていらっしゃるより、ほったらかしぐらいの楽なイメージでいいものです。かわいがりすぎて毎日水をあげるよりもある程度ほったらかして育てる方が、元気に育ってくれる場合が多いです。より気楽に考えていただければと思います。