BIGUP 観葉植物 ブログ

新しい観葉植物の商品の紹介、その他観葉植物情報をお知らせいたします。

イランイランの木まだまだあります!

イランイランの木まだまだあります!好評販売中です。(09/11/9)

人気の観葉植物で、近いうちに売り切れの可能性もあります。ご希望の方はお早めにご注文ください。

イランイランの木の切り戻し(剪定)

ところで、イランイランの育て方について数点・・・

下の方の枝の葉からゆくゆく痛んで落葉し、枝自体も幹から落ちることが多いと思います。特に寒い時期は葉が少なくなります。春~はまた葉を展開し、成長しますので、それ自体問題ありません。

樹形が崩れたとき、春~夏ごろ、切り戻しを行うとそこから芽を吹き、樹形が整います。

上の画像のように枝を切り戻しても大丈夫です。主にはカットした部分の枝の最も上の葉の付け根から芽吹きます。・・・切り戻しの基本はこちら。

イランイランの花をつけたいという方も多いと思います。どの植物でもそうですが、この場合は、イランイランをなるべく植え替えしないように、根を詰まらせぎみに育てます。また、なるべく明るい場所(基本的には直射日光でもかまいません。)で育てるようにするといいと思います。うまくいけば年に2回、おそらく不定期に花を咲きます。

 

モンステラの葉の展開の仕方

2枚葉のモンステラ

例えば上のような2枚葉のモンステラ・デリシオーサの場合、次に出る新しい葉は、次のように展開します。まず、2枚の葉のうち、新しい右側の葉の葉柄の根元より、丸まった状態で角状に新しい葉(新芽)が出てきます。そして、下の画像の絵(赤ペン)のように葉を広げます。最初はやわらかく、グリーンも薄いですが、だんだんかたまってきて、グリーンが濃くなります。

 

モンステラの葉の展開

 

新しく出た葉は、最初はその葉柄との角度がほとんどありませんが、下のようにだんだんと角度が大きくなってきます。最初、角度がないのは、新しく、まだ弱い葉を昼間の上からの強い光をまともに受けないよう守っているのかもしれませんね。

 

モンステラの葉の角度

 

冬場でも暖かい部屋であれば葉が展開することも多いです。

古い葉はゆくゆく葉柄ごと横に広がります。たくさん葉がついてしまった場合等、これらは切ってもかまいません。切った方が見栄えがいい場合等もあると思います。また、葉の枚数を少なくすると、新しい葉が展開しやすくもなります。

また、光の方向等でも葉の向きを変える場合もあり、育てる中で姿を変えていきます。上のような朴タイプ(根上がりタイプ)のモンステラを選ぶ上では、今の葉の向き等だけで見るのではなく、今後の葉の展開等も想像して選ぶのもおもしろいかもしれませんね。

 

 

 

メールマガジンのご案内

遅まきながら、メールマガジンの発行にいたりました。

観葉植物を生産の段階から接し、豊富な実験や経験によるBIGUPにしか書けない観葉植物に関する「知」の決定版を目指します。季節毎の育て方のアドバイス、BIGUPの更新情報、生産地指宿の観葉植物生産情報等、内容豊富にお届けする予定です。不定期に発行を予定しています。どしどしご購読の程よろしくお願いいたします!

 

まぐまぐ!版

http://www.mag2.com/m/0001030823.html

  

melma!版

http://www.melma.com/backnumber_182758/

 

ディレニア・スフルティコサ~ビワモドキの仲間

 

ディレニア・スフルティコサ8号サイズビワモドキの仲間ディレニア・スフルティコサをUPしました。珍しい観葉植物です。

細長い葉のビワモドキに対して、卵型の葉です。葉の周囲は少しギザギザで鋸状になっています。旺盛に枝を広げ、大きな葉を展開する姿が観葉植物としてとてもかっこいいです。

ビワモドキはなかなか花が咲きにくいですが、ディレニア・スフルティコサは株が小さい段階でも花がさきやすいようです。黄色の花を咲かせます。1日花ですが、次々と花を咲かせます。花が落ちた後は、赤い実をたくさんつけますが、それらがパックリとまた花のように開きます。

下の画像はディレニア・スフルティコサの新しい葉を展開する様子です。葉の付け根、葉柄部分に次に展開する新しい葉が収納?されています。

 

ディレニア・スフルティコサの葉1

ディレニア・スフルティコサの葉2

飾ってもかっこよし、花を咲かせるのも楽しみな観葉植物です。

 

<科、属>ビワモドキ科 ビワモドキ属

<学名>Dillenia suffruticosa

<マレー語>Simpoh(シンポー)

<英名>Shrubby dillenia(低木性ディレニア)、Simpoh air、Simpoh ayer

<原産地>マレーシア、インドネシア

 

観葉植物はどのように生産されるか

観葉植物はどのように生産されるか、そしてBIGUPがどのように観葉植物をご提供しているかについて書きました。

 

一般的な観葉植物は、一つの種類とそのサイズについて、一つの生産農園で生産されるわけではなく、複数の生産農園で同様の規格で生産されています。

たとえば、下図のようなイメージです。そして、たとえば、これがオーガスタの8号サイズだったとします。(←矢印→ は、鉢サイズに見合った背丈が出て、綺麗でいい状態のオーガスタの8号サイズが仕上がった生産在庫がある時期を表しています。)

 

観葉植物の生産イメージ

生産農園A 生産農園B 生産農園C
生産農園A 生産農園B
生産農園C

  

7月の赤の部分では、いい状態のオーガスタの8号サイズがない状態なので、BIGUPでもSOLD OUT(売り切れ)とします。

9月の黄色の矢印でのご注文については、生産農園A、B、Cともいい状態なので、これらの生産在庫からピックアップして、ご提供するかたちとなります。

※たとえばということで作成しましたので、実際の生産時期等この通りではなく、予め時期がきちんとわかっているわけではありません。

 

「いい状態のオーガスタの8号サイズありますか?」等、お問い合わせいただく場合がありますが、通常、SOLD OUT の表記で売り切れでなければいい状態でご提供可能です。

また、植物によっては、生産時期がある程度決まっているものもありますが、一般的には、春等の特定の時期にいい状態の商品が多いということもありません。

オーガスタの8号サイズ等、商品画像がサンプル画像であることもご注文の都度、いいものをピックアップし、ご提供するためですので、ご安心ください。

 

 

赤バナナです!

葉が赤いバナナをUPしました。

葉のほとんどの部分を赤い斑が覆っています。

赤いバナナ

 

葉のグリーンの部分の現れ方にもある程度個体差があります。

赤バナナの葉の拡大画像

 

赤バナナの葉の拡大写真

 

赤バナナ葉の拡大

 

なお、商品は、1本立ちではなく、子株が出ている場合もありますがご了承ください。

赤バナナの子株

珍しい赤バナナは→バナナ販売ページ こちらにて販売しています。生産数量少なく、珍しいバナナですので、お早めにご注文ください。

 

ジンジャーの花

ジンジャーの花がその甘い香りを周囲に漂わせながら咲いています。8月~9月にかけて咲きます。

その様子の画像です。

ジンジャーの花

つぼみの画像です。

ジンジャーの花のつぼみ

花はほとんど1日でしぼんでしまいますが、次々と花を咲かせます。

つぼみをつけ、開花のシーズンということで、ここ最近、お問い合わせ、ご注文を多くいただいている観葉植物でもあります。上を向いて、勢い良く葉を展開する様子もかっこいい植物です。

冬場は成長が止まり、葉が枯れてしまいますが、暖かくなれば、土中のイモからまた新しく葉を展開していきます。

花をこれから楽しみたいという方は、9月の初旬までにお買い求めいただければつぼみが付いたもの等のご提供が確実と思います。

 

<09/09/02 追記> 売り切れとなりました。ご注文ありがとうございました。

 

 

観葉植物用鉢カバーの新商品

 

陶器製観葉植物用鉢カバーの商品を新しく追加しました。

 

陶器製鉢カバー

8号サイズ、10号サイズのサイズをご用意しています。

プラスチック鉢植えの商品をそのまま入れてご利用いただけます。より観葉植物を楽しむために簡単に利用できる鉢カバーが便利です。

 

 

 

 

シャボン玉の木のシャボン玉の作り方

シャボン玉の木販売中です!(2009/7/31)

葉柄をハサミで切り、その葉柄をストローとして使って、樹液をつけて吹けばシャボン玉が作れます。

シャボン玉の木でのシャボン玉の作り方について、書きましたので参考にしてください。

 

まず、ハサミで葉柄を切ります。どの葉でもいいですが、新しい葉を切るのがもったいないという場合は、古い下葉から切りましょう。

 

葉柄をハサミで切る

下の図のように葉柄を切ってストロー状に整えます。葉柄は芯の部分が空洞になっていて、これをストローにしてシャボン玉を作ります。

 


葉柄の切り方

葉柄の切り口の穴が小さかったり、吹いてみて上手く空気が通らない場合は、もう少し切ってみる等して整えてください。上の画像の手から遠い部分を口にくわえて吹くことになります(逆でも大丈夫かもしれません。)。

 

葉をカットした部分からは白濁した樹液が出てきます。

シャボン玉の木の樹液

この樹液をストロー代わりの葉柄の先端につけてシャボン玉を膨らませます。

 

シャボン玉の木のシャボン玉

 

樹液を舐めたり、飲み込んだりしないようご注意ください。

 

シャボン玉の木は、学名:Jatropha curcas (ヤトロファ・カルカス(クルカス))、別名:タイワンアブラギリ、ナンヨウアブラギリ等といいます。寒さにはそれほど弱くありませんが、冬場は落葉してしまう場合が多いようです。春からはまた新しい葉が展開します。挿し木で増やすことも可能です。

 

 

2009皆既日食 指宿では97%の部分日食

2009年7月22日、日本全国において、日食が見られます。

鹿児島県の奄美大島北部~屋久島、トカラ列島、種子島では、月で太陽が隠れる皆既日食を見ることができます。

ここ鹿児島県指宿市では、完全な皆既日食ではないですが、太陽の直径の97パーセントが月に隠れる部分日食を見ることができます。指宿は、鹿児島県の薩摩半島の最南の地となり、日本列島においては、最大級の部分日食となります。(東京75%、大阪82%、福岡90%です。)

ちなみに、部分日食の際に、木陰の木漏れ日を見ると、それらが三日月形の形(欠けた太陽の形)をしているらしいです。ベンジャミン等の観葉植物からの木漏れ日もそのような形になるのでしょうか?!ベンジャミンを持ち出し、実験、観察しておきたいと思います。他、日食の際の景色はどのようになるのか、今から楽しみです。

指宿は、ある程度の混雑もあると思いますが、トカラ列島等の完全な皆既日食の地域よりぜんぜん余裕があると思います。皆既日食ツアーにいけなかった方や、できるだけ日食率の高い場所で見たい方、観光スポットも充実している指宿にいらしてみては。

 

<追記(7/31)>

7月22日の日食当日は、指宿ではあまり天気がよくなく、上記の木漏れ日等の実験は行うことができませんでしたが、薄い雲を通して日食を観察することができました。

 

鹿児島県指宿市での日食の画像