BIGUP 観葉植物 ブログ

新しい観葉植物の商品の紹介、その他観葉植物情報をお知らせいたします。

観葉植物用鉢カバーの新商品

陶器製観葉植物用鉢カバーの商品を新しく追加しました。

陶器製鉢カバー

8号サイズ、10号サイズのサイズをご用意しています。

プラスチック鉢植えの商品をそのまま入れてご利用いただけます。より観葉植物を楽しむために簡単に利用できる鉢カバーが便利です。

シャボン玉の木のシャボン玉の作り方

シャボン玉の木販売中です!(2009/7/31)

葉柄をハサミで切り、その葉柄をストローとして使って、樹液をつけて吹けばシャボン玉が作れます。

シャボン玉の木でのシャボン玉の作り方について、書きましたので参考にしてください。

まず、ハサミで葉柄を切ります。どの葉でもいいですが、新しい葉を切るのがもったいないという場合は、古い下葉から切りましょう。

葉柄をハサミで切る
下の図のように葉柄を切ってストロー状に整えます。葉柄は芯の部分が空洞になっていて、これをストローにしてシャボン玉を作ります。
葉柄の切り方

葉柄の切り口の穴が小さかったり、吹いてみて上手く空気が通らない場合は、もう少し切ってみる等して整えてください。上の画像の手から遠い部分を口にくわえて吹くことになります(逆でも大丈夫かもしれません。)。

葉をカットした部分からは白濁した樹液が出てきます。

シャボン玉の木の樹液

この樹液をストロー代わりの葉柄の先端につけてシャボン玉を膨らませます。

シャボン玉の木のシャボン玉

樹液を舐めたり、飲み込んだりしないようご注意ください。

シャボン玉の木は、学名:Jatropha curcas (ヤトロファ・カルカス(クルカス))、別名:タイワンアブラギリ、ナンヨウアブラギリ等といいます。寒さにはそれほど弱くありませんが、冬場は落葉してしまう場合が多いようです。春からはまた新しい葉が展開します。挿し木で増やすことも可能です。

2009皆既日食 指宿では97%の部分日食

2009年7月22日、日本全国において、日食が見られます。

鹿児島県の奄美大島北部~屋久島、トカラ列島、種子島では、月で太陽が隠れる皆既日食を見ることができます。

ここ鹿児島県指宿市では、完全な皆既日食ではないですが、太陽の直径の97パーセントが月に隠れる部分日食を見ることができます。指宿は、鹿児島県の薩摩半島の最南の地となり、日本列島においては、最大級の部分日食となります。(東京75%、大阪82%、福岡90%です。)

ちなみに、部分日食の際に、木陰の木漏れ日を見ると、それらが三日月形の形(欠けた太陽の形)をしているらしいです。ベンジャミン等の観葉植物からの木漏れ日もそのような形になるのでしょうか?!ベンジャミンを持ち出し、実験、観察しておきたいと思います。他、日食の際の景色はどのようになるのか、今から楽しみです。

指宿は、ある程度の混雑もあると思いますが、トカラ列島等の完全な皆既日食の地域よりぜんぜん余裕があると思います。皆既日食ツアーにいけなかった方や、できるだけ日食率の高い場所で見たい方、観光スポットも充実している指宿にいらしてみては。

<追記(7/31)>

7月22日の日食当日は、指宿ではあまり天気がよくなく、上記の木漏れ日等の実験は行うことができませんでしたが、薄い雲を通して日食を観察することができました。

鹿児島県指宿市での日食の画像

屋外のフェニックス・ロベリニーの水やり

一般的な観葉植物の水やりの仕方について、「土の表面が乾いたらたっぷりと」といわれ、水をやり過ぎないことが基本となる場合が多いですが、屋外で育てることが多く、たくさんの水を要求するフェニックス・ロベリニーをより上手に育てるための、特に水やりについての注意点をこちらでも書いておきます。

フェニックス・ロベリニーは、サイズに関係なく、屋外で育てる場合(直射日光下、軒下を含む。室内で長く置いていたものを急に強い光に当てると、葉が茶色く焼けてしまう場合があるので、注意が必要です。)は、特に夏場は水をたくさん吸います。乾いた状態が長く続くと、葉の一部が枯れてしまったり、弱ってしまう場合があります。他の一般的な観葉植物と違って”根腐れを起こさない”ので、いくら水やりしても問題ありません。1日に1回はたっぷり水やりをして、受け皿にも満タンに水が溜まるようにしておけばベストです(悪影響ありません)。夏場は、1日で受け皿の水も全部吸い上げてしまうぐらいと思います。

受け皿

水やりの際に幹にも水をかけてやるといいといわれることもあります。

土が乾いて、水切れを起こしている場合は、葉が折りたたまれたようになって若干細く見えます。そのようになる前にとにかく強く水切れさせないよう育てていただければと思います。

室内で育てる場合でも、水を吸い上げるのが早い場合は、受け皿に水を溜めておく等、同様に強く水切れさせないようにしてください。旅行で水遣りが出来ない場合も受け皿に水を溜めておきましょう。1週間ぐらいは十分大丈夫と思います。なお、明るくない場所ほど、水を吸う量は少なくなります。

そして、どの場合も春~夏の生育期には肥料を与えていただければベストです。

このように長々と書くと、特に初心者の方にとっては、育てるのがとても難しいように感じてしまいますが、何も考えず、朝出かける前等に1日1回水をやればいいだけでの、育てるのが最も簡単な部類の観葉植物です。水切れを起こさなければ、葉はずっとたわわで綺麗な状態を保ちやすく、わけもわからずコンディションを崩すということもそうありません。気軽に考えていただければと思います。

トロピカルな雰囲気を出すヤシ、フェニックス・ロベリニー。眺めていると落ち着きます。好評販売中です。→フェニックス・ロベリニー販売ページ

ソテツはどのようにして出来上がるか

通常、特に大きなソテツはずっと鉢で生産されるわけではありません。露地から掘り上げ、葉と、根もほとんどない状態で鉢に植えられます。その後、 下のように葉が展開します。

ソテツ芽吹き  ①中央部よりニョキニョキと芽吹きます。
   
ソテツの芽吹き  ②伸びながらだんだん開いてきます。
   
ソテツの葉の展開  ③丸まっていた葉が開き、ソテツらしくなりますが、まだ葉はグリーンが濃くのっておらず、フニャフニャの柔らかい状態。

10号サイズ等の大きいサイズのソテツは人気で、売り切れの際にも次の販売時期等のお問い合わせをたくさんいただきます。もう少しお時間をいただく旨回答を差し上げた際は多くは上記のような場合となります。

その後、ソテツの葉にグリーンがのり、柔らかい葉が固まって、根もしっかり張れば出荷となります。

下の画像は、12号サイズの特大ソテツ。幹の高さが、50cm~60cmぐらいあります。これも今年の販売を考えていますが、現在(5/16)、まだこのような状態で、こちらも販売までもう少しお時間をいただきます。

12号のソテツ

ソテツは、露地植えにご利用される方も多くいらっしゃると思います。鉢植えは露地にも植えやすいと思います。ソテツの露地植えの際は、鉢のトップをゴムハンマー等でたたけば、鉢がそのまま取れますので、そのまま植えていただく形となります。ぬかるまないような水はけのいい場所が好適です。男性であれば一人でも可能かもしれませんが、大きいソテツの本体はかなり重いので、誰かに手伝ってもらって二人等で行うとやりやすいと思います。

10号サイズは、販売を開始しています。様々な用途にご利用いただければと思います。

ソテツの販売ページ

こんなモンステラ

正確な品種は不明で、数十年前に流通していたと思われる、モンステラの品種です。↓

切り込みの大きいモンステラ
切り込みの大きいモンステラ2
切り込みの大きいモンステラ3

切り込みの大きいモンステラ4

葉にシャープに切れ込みが入るデリシオーサと比べて、切れ込みが大きく、また、中央の葉脈付近まで切れ込みが接近します。デリシオーサがちょっとユルくなったような・・・葉の形です。同じ品種でも用土や環境、生育状態等によって葉の形等にやや違いが出ることがありますが、明らかにデリシオーサとは異なります。葉の大きさや幹等、他の部分は全てデリシオーサと同様です。商品としては今のところ販売していませんが、ご紹介まで。

以下、今も流通するモンステラの種類をいくつかご紹介。

「ミニマ」・・・子供の手のひらぐらいの大きさでつる性。

モンステラ・ミニマ

「アダンソニー(=ヒメモンステラ、ペルツーサ)(画像は斑入り品種)」・・・葉は大きくても大人の手のひらぐらいの大きさです。デリシオーサより節間が長くつる化しやすい。幼い株同士では葉だけを見てデリシオーサと区別が付き難いかもしれませんが、幹を見ると一目両全です。

アダンソニー(ヒメモンステラ、ペルツーサ)

「マングーカズラ」・・・葉は顔より大きくなります。モンステラ界の「長老」のような風貌。

マングーカズラ

モンステラはこちらで販売中です。→モンステラ販売ページ

切り戻しの基本、目標別切り戻し手法

枝が伸びきってしまったり、落葉したり等で観葉植物の形が崩れてしまうことがあります。そうなってしまっても、場合によってはそれが自然に、おしゃれに、お部屋に馴染んだようにも見えて、それはそれでかまわない場合もありますが、きっちり整えて仕立て直したい場合には、「切り戻し」という園芸手法を行います。切り戻しすることを、「カットを入れる」、「ピンチする」等とも言います。観葉植物の幹をカットして新しく芽吹かせます。春~初夏頃に行うのがベストです。

「切り戻し」自体は観葉植物の育て方・手入れとして多く触れられることですが、切り戻し方法の基本と、どのように切り戻せばどのように芽吹き、仕立て上がるか、ある程度イメージ通りに仕立てるための基本について書きたいと思います。

まず、カットする部分は幹の、ある程度朴質化した部分でカットします。まだ柔らかい緑の部分で切っても、その周辺は枯れてしまう可能性が高いので、残す意味があまりありません。思い切ってカットします。

切り戻し画像1

左図(A図)のA-1のように葉を残して切り戻せば、基本的には一番トップの葉の葉柄の付け根のすぐ上から芽吹き、A-2のようになることが予想されます。

切り戻し画像2

左図(B図)のB-1のように、葉を一枚も残さず丸坊主の状態にすればB-2のように木全体(Aのように特定できない箇所)から多発的に芽吹きます。

切り戻した後の容姿として、これらのイメージが基本となります。

また、一般的には、Aのように葉を残す方が、蒸散が確保され、安全です。

植物の種類やその状態(葉が全部落葉してしまっている等)によっては、切り戻し方を選べない場合があります。また、ヤシ等、他と同様に切り戻しできないものもありますのでご注意ください。

観葉植物の植え替えの仕方

観葉植物は大まかにはご購入後2年ぐらいの春~初夏頃に一回り大きいサイズの鉢に植え替えを行ってやるとベストです。これからの時期、植え替えを行ってみようという方も多いと思います。また、ご自分でお気に入りの鉢に植え替えをしてみたいと考える方もいらっしゃると思います。

そこで観葉植物の基本的な植え替えの仕方について書きましたのでご参考にしてください。

【用意するもの】ゴムハンマー、新しい鉢、軽石、鉢底ネット、観葉植物用の土、スコップ、棒

観葉植物の植え替え1

①鉢底から根が出ている場合は、予め綺麗に切っておきます。

②観葉植物の根元等を傷めないように持ち、ゴムハンマー等で鉢のトップをたたきます。これによって古い鉢が取れます。その前に、鉢の側面を1周軽くたたいておくと鉢が取れやすくなります。

(陶器鉢に植わっている場合で、根が鉢内に張っている場合は、鉢を割ってしまわないと植物を取り出せない場合があります。)

③通常は鉢形に土が根に絡まった状態で鉢が取れます。上級者以外の方はここで大きく土を崩さないようにしてください。

植え替え画像2
植え替えのイラスト3

④鉢内に軽石等を敷いた新しい鉢に左のようにしてそのまま植えます。軽石の下には、必要な場合(軽石よりも穴が大きいような場合)は鉢底ネットを敷いてください。

補充する土は市販の観葉植物用の土を使用します。周囲の、土を補充した部分は大きな空洞をつくらないため、植物を安定させるため、また水やりする際に均一に水が吸い込まれるよう、棒などで軽く突いてやります。ぎゅうぎゅうに詰め込み過ぎないようにもしてください。

陶器鉢への植え替えの場合で、現在植えられている鉢よりも比較的高さがある場合があります。このような場合は、鉢底の軽石を多めにしたり、数センチ角の発泡スチロールを入れるなど、まるまる土を入れない方が鉢も軽くなりますし、通気性が良く、植物の健康を保てる場合が多いと思います。

観葉植物の出荷風景

BIGUPではご購入いただいた観葉植物はダンボールに梱包し出荷・発送を行いますが、下の写真は通常の市場への出荷の様子です。動いたり倒れたりして傷つかないよう丁寧にトラックへ詰められ、指宿から全国へと旅立っていきます。AM7時撮影…。

観葉植物の出荷
観葉植物の荷積み

「和」な観葉植物

和なお部屋のインテリアとして合う観葉植物は?とお客様からよくご相談をいただきます。キーワード「和」な雰囲気にもぴったりの観葉植物として以下、掲載している中でよく利用されているものを挙げました。

和 - シュロチク シュロチク
贈り物にも人気の観葉植物シュロチク(棕櫚竹)。街角でも多く見かけいていただけると思います。10号サイズは約6本立ち、8号サイズは約3本です。下葉から綺麗なボリュームたっぷりなシュロチクに好評いただいています。
   
和 - カンノンチク カンノンチク
カンノンチク(観音竹)はシュロチクよりも葉が広くどっしりとしたイメージ。シュロチクよりも本数を多いつくりが一般的でよりボリュームがあります。
   
和 - セフリジヤシ セフリジヤシ
シュロチクやカンノンチクもそうですが、竹のように節がある幹。テーブルヤシ等と近い種類のヤシの一種です。
   
   
   

どのような観葉植物もどんな雰囲気でも置き方次第でそれなりにマッチしてくれるものとも思います。